幽霊はプラズマ?原子と幽体の関係について考えてみた。


 幽霊の構成物質について仮説を立ててみた

よくテレビなどで、「幽霊など存在しない、あれはプラズマだ!」といった話を耳にします。これは案外、正解に近いのではないかと思います。つまり、幽霊は存在していて、その構成物質はプラズマである。ということです。
パワーストーン辞典でビックバンの記事(宇宙の誕生)を書いたのですが、その流れでこの仮説を立ててみました。

科学者「幽霊なんて存在しない。あれはプラズマだ!!」
オカルト信者「いやそれは違う。この世には、科学で説明できない事が沢山ある。幽霊は存在するし、プラズマなんかでは無い!!」
数年前のテレビでは、よくあった光景ですね(^^)そんな感じで、互いを罵っている姿が、お茶の間を賑わせた物です。でも、もし「幽霊=意思を持ったプラズマ」だったら面白いと思いませんか?

それでは順を追って、「幽霊の構成物質はプラズマ」の仮説を解説していきたいと思います。

 そもそもプラズマとは?

プラズマの定義は「電離した気体」です。私たちの生きる世界は、物質に溢れています。物質は、様々な原子で出来ています。原子の構造は、プラスの電荷をもった原子核の周りを、マイナスの電荷を持った電子がグルグル回っている形です。この原子核と電子が分離した物がプラズマです。

物質は温度が低い順から固体液体気体プラズマ(弱電離プラズマ、強電離プラズマ、完全電離プラズマ)、クォーク・グルーオンプラズマとその姿を変えていきます。物質は温度が上がるにつれエネルギー状態が増し、動くスピードも増していきます。

プラズマの特徴は光を放つ事です。私たちの身近にもプラズマはあります。雷やオーロラ、あと太陽なんかもプラズマの塊だったりします。ちなみに、蛍光灯やプラズマテレビの光も、プラズマからの光りです。ただ、私たちが見ているテレビや蛍光灯の光は、蛍光体という外部からのエネルギーを光に変える物質の層を通った光ですので、直接プラズマの光を見ている訳ではありません。

プラズマは固体、液体、気体に続く「第4の状態」と呼ばれています。全ての物質は、温度をどんどん高くすればプラズマ状態になります。一般的に高温状態で発生するプラズマは光を発生させます。オーロラや雷は、可視光線という私たちの目に見える光を発生させています。目に見えない光の事を不可視光線と呼びますが、紫外線や赤外線、レントゲンに使われるX線などは不可視光線です。

幽霊が見えない理由

光とは現象で電磁波の一種です。電磁波とは電磁場(電界と磁界が同時に存在する空間)の振動が波となって、空間や物質中を伝搬する現象です。光で分類すると、電磁波は可視光線(見える光)と不可視光線(見えない光:紫外線・赤外線など)に分かれます。

私たちは、光を見る事が出来ます。それは一部の電磁波の振動(可視光線)を認識する事ができ、それ以外の電磁波の振動(不可視光線)を認識する能力が無いという事です。

仮に、幽霊が原子から電子が電離したプラズマ状態、もしくは原子からさらに、クォークなどの素粒子まで分解したクォーク・プラズマ状態だとして、不可視光線で発光しているとしたら、それを大部分の人間が認識できないのも頷けるのではないでしょうか?つまり、霊能力者と呼ばれる人は、この不可視光線を認識できる人、という事になります。

幽霊の体温は何度?

私たち生きている人間と同じように、幽霊を構成するものが原子や原子核、電子、さらに分解してクォークやレプトンなどの素粒子だったとしたら、当然「温度」があります。それでは「熱・温度」とは何でしょうか?

熱とは、原子の振動の事です。これを格子振動と呼びます。格子振動スピードが速くなるほど、物資の温度は高くなります。逆に、格子振動スピードが遅ければ、温度が低い状態にあります。この格子振動が完全に止まってしまうのが「絶対零度」という温度なのですが、厳密には絶対零度でも原子は少し振動しています。この振動を零点振動と呼びます。

絶対零度の温度は-273.15度。ちなみに、今現在の技術では、限りなく絶対零度に近づける事は可能ですが、完全な絶対零度を再現する事は出来ません。

人間の身体の50〜75%は水で出来ています。身体のほとんどが水です。では仮に魂はその水がプラズマになったものとだと仮定してみましょう。
水がプラズマになるには、気温以外にもイオン化エネルギーや密度などの影響を受けるので、一概には言えませんが、大体2,000~10,000度といった所です。幽霊熱過ぎ!!あなたの知り合いに幽霊がいましたら是非、体温計を脇に挟んでもらいましょう(笑)それでは、「熱」とは何かを、次の項でお伝えしたいと思います。

人間にとっての熱

私たちは、物を触ったときに「温かい」とか「冷たい」といった感覚を感じます。これが私たちにとって身近な「熱」ですね。火などの温度の高い物を触ると火傷をするし、ドライアイスなどの温度が低い物を触っていると凍傷になってしまいます。

人間を始めとする動物の身体は、大きく分けると固体、液体、気体で構成され、その機能を維持しています。筋肉や脂肪、内臓、皮膚、爪、毛髪などは固体。血液や胸水、腹水、関節液などの穿刺液は液体。酸素や二酸化炭素などの血液ガスは気体です。

これらが一つでも欠けると、人間は身体の機能を維持できなくなります。人間の身体に無駄な物は無く、全ての機能がトータルで干渉しあいながら合理的に働いています。タンパク質でできた心臓が、血液を身体中に送り、血液は栄養素や酸素など身体の材料となる物質を運びます。栄養素と酸素が身体の各部分で化学反応を起こし、身体の一部になるわけです。

人間は37℃前後の体温を保った恒温動物です。太陽の熱で体温を調節する変温動物と違い、摂取した食べ物によって体温を維持しているのですが、エネルギーの75%以上を体温の維持に使っています。いかに体温維持が重要であるかが分かるでしょう?それでは何故、37℃なのかというと、その温度が生命活動を維持する上で、化学的にちょうど良いからです。

人間の体は食物からエネルギーを取り入れるため、体内でたくさんの化学反応を起こしています。これらを総称して「代謝」と呼びます。代謝は化学反応ですから、化学の法則が当てはまります。通常、化学反応は温度が高ければ高いほど活発になります。しかし、それでは人の身体が持ちません。

細胞が42℃を超えると、酵素(代謝に必ず必要な物質)に影響が出始めます。さらに50度を超えると、タンパク質が固まってしまうのです。逆に体温が下がると、30℃位で意識障害が起き始め、20℃位で心臓が止まってしまいます。ですから、37℃位が間を取ってちょうど良いのです。

 どうして火傷や凍傷になるのか?

前述したとおり、人間の体温は37℃位です。つまり人間の身体は、37℃の時の格子振動が最適だと言えます。高温の物質に触って火傷してしまうのは、人の身体を構成している原子の格子振動と、高温物質の格子振動に差があり過ぎるからです。つまり高温物質に触れると、激しく揺さぶられた様な状態になり、化学組成を維持出来なくなり、ダメージを受けてしまうのです。仲の良い2人が手を繋いでいたとして、片方が手を振り回したら手は離れてしまいますよね?それと同じで、激しい格子振動(高温)に接する事で、細胞の繋がりを維持できなくなってしまうのです。これが火傷です。

逆にドライアイスなどの、低温物質を触ると凍傷になってしまう理由は、人の身体を構成している原子の格子振動に対して、低温物質の格子振動が低過ぎるからです。格子振動はエネルギーです。水が高い方から低い方へ流れる様に、エネルギーは高い方から低い方へ伝達されます。人間の方が、低温物質よりも格子振動が大きいため、触るとエネルギーの伝達が起きます。結果、低温物質は人間の原子振動(体温)の分、エネルギー(格子振動・温度)が上昇しますが、人間の方は格子振動を奪われた形になります。2人で手を繋いで歩いていたとして、片方だけ立ち止まってしまったら、手が離れてしまいますよね?これと同じで火傷同様、細胞の化学組成を維持できなくり、ダメージを負ってしまうのです。これが凍傷です。

 物質は気圧によって形を保っています。

固体、液体、気体を総称して物質の三態と呼びます。物質の三態は、それぞれ原子の集合状態の1つです。

固体は圧縮とズレに対して強い抵抗を持ち、形と体積を一定に保っています。
液体は圧縮に一定の抵抗を示し、体積も一定ですが、ズレに対して抵抗がありません。
気体は圧縮と、ずれに対して抵抗が小さく、特に膨張にはまったく抵抗を示しません。体積を無限に増大させますし、その体積や形が一定でない状態です。

物質は一般的に、低温高圧で固体になります。熱を加えると融解して液体になり、さらに低圧になると液体は昇華して気体になります。

私たちが住んでいる地上は1気圧です。気圧とは空気の圧力の事です。知っての通り、地球には重力があります。重力は物質の全てを引き寄せます。当然、空気も物質ですので地球に引き寄せられています。普段意識する事は無いですが、私たちは地球に引き寄せられた空気に押しつぶされています。この圧力は、地上に近ければ近いほど強くなります。

おにぎりを結ぶとき、両手で押し固めて作りますよね?ちょうどそんな感じで、普段から私たちは空気に上から押し潰されているのです。ご存じの通り水は0度で凍り、100度で沸騰します。これは地上の1気圧の条件で起きる現象です。地上では空気の圧力が強いため、100度にならないと、気体になってバラバラに解けません。

高度が1万メートルになると、気圧は0.2気圧になります。地上の5分の1の圧力です。地球の重力も弱まり、空気の圧力も弱まり、物質もバラバラに解けやすい状態です。水の沸点も66.6度と低くなります。水を抑え込む圧力が弱まるので、少しの刺激(温度、エネルギー)でバラけてしまうのです。おにぎりを全く力を込めないで作ると、持った瞬間ボロボロと崩れてしまう様なものです(笑)。

幽体はプラズマだからといって、熱いと感じる訳ではない

「温度が高い」=「熱い」訳ではありません。その違いは、皮膚への熱の流入量が関係しています。例えばあなたが、60度のお風呂と70度のサウナに入ったとして、どちらが熱く感じるかといいますと、恐らく60度のお風呂でしょう。

これは、物質の三態(固体、液体、気体の総称)の状態による変化が関係しています。物質は固体、液体、気体のどの状態に変化しても、その質量に変化はありませんが、体積は固体から気体近づくほど大きくなり、逆に密度は固体に近づくほど高くなり、気体に近づくほど密度は低くなります。

ここで注目して頂きたいのが密度です。前述したとおり、密度は液体の方が、気体よりも高くなります。つまり、一定の体積の中(例えばお風呂)に入っている原子の数が、液体の方が多いという事です。 液体の方が分子の数が多いので、皮膚にぶつかる熱の量が多くなります。結果60度のお風呂の方が熱く感じるのです。

これは蛍光灯でも同じことが言えます。蛍光灯はプラズマを発生させて光っていますが、その温度は10,000度です。でも、触っても熱くないですよね?それは、中に入っている粒子の数が少ないため、触っていても肌に触れる面積が少ないからです。

ですから前述したとおり、仮に幽霊は水のプラズマで構成されていたとして、その温度は2,000~10,000度。かなりの高温ですが触っても熱くないし、むしろ温度が感じられないので
そこにいても気付かないといった状況になります。

 まとめ

スピリチュアリズムでは、人間の魂は死後すぐに、現世と幽界の間にある「幽現界」に行くと言われています。ここは云わばこの世とあの世の境目になる部分なのですが、現世とは違う次元の世界として捉えられています。幽界や霊界などの、いわゆる「あの世」も違う次元との事なのですが、幽霊が物質として存在するものであるなら、違う次元と表現するのも何だか違う気がします。

スピリチュアルの業界では、こういった精神的な物を科学的に解明する事をタブー視している部分があります。多くのスピリチュアリストは言います。「この世には、科学で説明できない事が沢山ある」とか、「精神と科学は、全く別の物だ」と。なんですかね~、科学的に証明してしまったら、神秘性が薄れるとでも思って恐れているんですかね~?

私もスピリチュアリストのはしくれですが、霊的世界が科学的に証明されるのには大賛成です。物事の理解は次のステージへの第一歩ですからね。神秘性云々に、こだわりは全くないです。←おい、大丈夫か?(笑)

スピリチュアリズムで一番大切なのは、真善美を通して愛を学ぶこと。これに尽きます。道は無限にありますが、最終的にはここに到着すれば良いのです。ですから、それ以外の事は別に小さな事です。あなたが一番興味のある事で、あなたの魂を輝かせて下さい。これで、この話はひとまず締めたいと思います。ご精読ありがとうございました。

 

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Kストーン代表 上里知弘