宗教について考える(スピリチュアリズム視点)

世の中には、数多くの宗教があります。
宗教とは、人間の力や自然の力を超えた存在を説明し。
その観念に基づいて教義、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団です。

宗教によっては道徳観、死後の世界、輪廻転生
についてスピリチュアリズムの思想とかなり近いものもあります。

こういった話になると、「どちらが正しい。間違っている」といった話になりがちですが、
個人的には、「そんな事はどうでもいい」と思っています。

最終的には、霊的進化があれば良いわけですし、
思想の違いでしかないからです。

ただし、スピリチュアリズムにしろ宗教にしろ、
あなたの理性において、見極める必要はあります。

例えば、三大宗教の一つである「キリスト教」。
ナザレのイエスの教えはシンプルです。

「汝の隣人を愛せよ」

これはスピリチュアリズムにおける
「利他愛」を説いており、
スピリチュアリズムの思想もこれに集約されます。

ただしキリスト教の「原罪思想」「贖罪思想」「三位一体説」などは
のちの権力者が、勝手に解釈し作り上げたもので、
元々のイエスの思想から遠く離れたものです。

人間は「自分の都合良く解釈する」。
集団を思い通り動かすため、
時の権力者は、効率よく宗教を使いますし、

スピリチュアリズムにおいても、
自己利益の為に、都合のよい解釈をする
自称スピリチュアリストも沢山います。

そういった側面がある事も、理解しなくてはなりません。
宗教にしろ、スピリチュアリズムにしろ、
あなたの中の真善美を鍛え、
理性的な眼で見極める事が大切です。

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